
MetaMask(メタマスク)で複数ウォレット作る意味ってなんなの?
作り方を教えてほしい...
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- MetaMask(メタマスク)で複数ウォレット作る理由
- 複数ウォレットの使い方
- 複数ウォレットの作り方
NFTやイーサリアムなどを1つのウォレットに入れておくのは危険です。
ハッキングにより、資産やNFTをすべて失ってしまう可能性があるからです。
NFTには、ハッキングや詐欺などはつきもの。
そんなハッキングや詐欺から大切な資産を守るためには、「メタマスクのウォレットを複数作っておく」ことが必要です。
今回は、メタマスクで複数ウォレットを作っておく理由とその作り方について解説していきます。
本記事を読めば、ハッキングから大切なNFTや資産を守りつつ、安全にNFTを楽しむことができますよ。
目次
MetaMask(メタマスク)で複数ウォレット作る理由

メタマスクで複数ウォレットに分けて使う理由は大きく2つあります。
- ハッキング対策ができるから
- 資産を管理しやすくなるから
それぞれ解説していきます。
ハッキング対策ができるから
複数ウォレット作っておくことで、ハッキング対策ができるのが大きなメリットです。
TwitterやDiscordからのDM経由でURLをクリックし、偽サイトに接続しただけで、ウォレットの中身が抜かれて資金がなくなる被害が横行しています。
1つのウォレットで全資産を管理していると、万が一ハッキングにあった場合、すべて失う可能性があるということですね。
ですので、リスクを分散させるためにも複数のウォレットに分けておく必要があります。
資産を管理しやすくなるから
複数のウォレットで使い分けておくと、資産管理がしやすくなります。

銀行口座を「普段使い用」と「貯金用」に分けるときと同じですね。
メタマスクの場合▼
・売買用のウォレット
・NFTを保管するだけのウォレット
このように用途ごとに分けておくと、資金状況を把握しながらかつ安全に管理できますよ。
MetaMask(メタマスク)の複数ウォレットの使い方

メタマスクで作った複数ウォレットの使い方を解説していきます。
同じウォレット内に複数アカウントを作っても意味がない
同じメタマスク(ウォレット)内に複数のアカウントを作るのはハッキング対策として微妙です。
一度ハッキングされると同じウォレット内にある資産を抜かれてしまうからです▼

・ウォレット(財布)が1つ
・パスワードが同じ
・リカバリーフレーズが同じ
これだとセキュリティは弱く、資産を守れません。
ですので、ウォレット(財布)を2つ以上作り、分けて管理しておく必要があります▼

・ウォレット(財布)が2つ
・パスワードが違う
・リカバリーフレーズが違う
これであれば、資産を分けて管理しつつ、万が一のハッキングにあったときのリスクも分散できます。
複数のウォレットを使い分ける
メタマスクでは、3つのウォレットに分けて管理するのがおすすめです。
- 売買用:Openseaなどのサイトに接続して使う
- 保管用:サイトには接続せず、NFTを保管するためだけのウォレット
- 新サービス・挑戦用:最小限だけ入れておく
銀行口座に例えると『❶普段使い用・❷貯金用・❸何かあったとき用 』といった感じですね。
最低限、❶と❸の2つで管理しておくようにしましょう!
MetaMask(メタマスク)の複数ウォレットの作り方

メタマスクで複数ウォレットを作る方法は以下のとおりです。
手順⓵:プロフィール(プロファイル)を追加する
手順⓶:メタマスクをインストール
手順⓷:ウォレットを作成する
1つずつ解説していきますね。
手順⓵:プロフィール(プロファイル)を追加する
まずはブラウザから新しいプロフィールを追加していきます。
▶︎メニューの「プロフィール」から「プロフィールを追加」をクリック。

Braveブラウザを利用していますが、Chromeの方は「プロファイルを追加」から同じように進めてくださいね。
▶︎⓵名前、⓶カラーを決めて「完了」をクリック。

▶︎アイコンをクリックして、プロフィールが使いされているか確認します。

手順⓶:メタマスクをインストール
次に新しいプロフィールから、メタマスクをインストールしていきます。
▶︎メタマスク公式サイトにアクセスして、「Download for」をクリック。

▶︎「Chromeに追加」をクリック。

▶︎「拡張機能を追加」をクリック。

手順⓷:ウォレットを作成する
メタマスクのインストールができたら、ウォレットを作っていきます!
ウォレットの作り方は以下の記事で解説しています▼
途中で設定するリカバリーフレーズは誰にも教えないでくださいね!
MetaMask(メタマスク)で複数ウォレットを作ってリスク軽減しよう

今回はメタマスクで複数ウォレットの作り方を解説してきました。
購入したNFTを裸の状態で置いておくのは危険です。
NFTを安全に楽しむためにも、ウォレットを複数作り、ハッキングや詐欺からリスクを減らしましょう!